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ムーンレイカー
1979年
(初見 1979年 ロードショーにて)
前作「私を愛したスパイ」を超えるド派手な内容に唖然とした一作です。冒頭のスカイダイビングシーンに
は、観客が大興奮し、劇場が大いに沸いたことが記憶に残っています。しかしながら、大富豪が世界征服
(今回は征服どころか地球改造)を目指し、ボンドガールが同業の諜報員だったりと、ストーリーラインが前
作と殆ど同じな上、ボンドが宇宙まで行ってしまうと、「次回作は宇宙人侵略か?」なんてとんでもない方向
に向かうことを危惧したりしたものでした。それと、個人が宇宙ステーションを所有している馬鹿馬鹿しさに
は劇場を出た後、不満を口にしながら帰ったのですが、よくよく考えると今回の敵の陰謀って「自分を含む殆
どの人が被害対象」だったりするわけで、見た後の「爽快さ」より「不快さ」が自然と口に出たのかもしれま
せんね^^;

北米盤レーザーディスク

CBS/FOX VIDEO
発売1982年頃
品番 4636-80
シングルジャケット
2枚組 CLV3面(126分)
実測時間合計(120分36秒)
テレビサイズ
アナログ音声・ステレオ
最画質、音質はともかく、ランニングタイムが短いのはPAL変換の早回しかと思われます。CBS/FOX製
のLDは一枚ものにするために、この手法で収録時間を短縮収録している作品がいくつかありますが、この
LDは2枚組なので、そんなことする必要は無いんですけどね。エンディングのシャーリー・バッシーの歌声
が、別人のように早く聞こえます(笑)。



MGM/UA HOME VIDEO
発売1989年頃
品番 ML10710
ダブルジャケット
2枚組 CLV2面、CAV1面(126分)
実測時間合計(125分47秒)
ビスタサイズ予告編付き(3分38秒)
シネマスコープサイズ
デジタル音声・ステレオ
ドルビーサラウンド
39.98$
予告編が冒頭に入っていたり、3面がCAV収録だったりと北米のノートリミング盤には変則的な収録がいく
つかありますが、これもそのひとつ。この作品はシネマスコープで見ないと、特殊効果撮影シーンによる見
どころの魅力が半減しますね。


国内盤レーザーディスク

発売元 ワーナーパイオニア株式会社(初発売盤)
発売1985年9月25日(初発売盤)
品番 10JL-99200(初発売盤)
9800円(初発売盤)
解説書 ジャケット裏英文の翻訳(初発売盤)


ワーナーブラザース映画会社(再発売盤)
発売1988年10月25日(再発売盤)
品番 NJEL-99200(再発売盤)
解説書 稲田隆紀(再発売盤)
6570円(再発売盤・消費税別)

ダブルジャケット
2枚組 CLV3面(126分)
実測時間合計(125分36秒)
テレビサイズ
アナログ音声・ステレオ
ドルビーサラウンド(再発盤のみ表記)
このLDのみ、他のLDやDVDとエンドクレジットの書体や表記内容に顕著な違いが見受けられます。




販売元 パイオニアLDC株式会社
1993年3月25日発売
品番 NJEL-52736(レンタル版 RWL-52736)
ダブルジャケット
2枚組 CLV3面(126分)
実測時間合計(125分59秒)
ビスタサイズ予告編付き(3分38秒)
シネスコサイズ
デジタル音声・ステレオ
ドルビーサラウンド
5700円(消費税別)
それにしても、この作品は予告編のバリエーションが少ないようです。ワーナーから最初発売されたDVD以
外は、他のソフトは皆同じ内容の予告編です。

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